ファイナルファンタジー【連載2】

今回は初代「ファイナルファンタジー」の連載2回目ということで、バトルシステムについてご紹介をします。

 

<基本システム>

戦闘は王道RPGそのもので、味方、敵それぞれターン制でバトルが進行していきます。

勝利条件は、すべての敵を倒すこととなります。味方は4人いますが、HPがなくなり死亡するか、全員が石化状態となり行動不能になったら負けとなります。

PSまでのファイナルファンタジーといえば、サイドビュー方式で右側に味方、左側に敵という構図ですが、初代からその方式を採用しています。

 

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<ジョブシステム>

本作はジョブ制で、基本ジョブが6種類、それぞれの上位ジョブが6種類用意されています。主人公4人の基本ジョブを決めてゲームスタートするのですが、構成によってゲームの難易度が格段に変化するのも面白いポイント。

基本ジョブは、戦士、シーフ、モンク、白魔術師、黒魔術師、赤魔術師から選択できます。上位ジョブにはバハムートに会うことでクラスチェンジできますが、クラスチェンジしなくてもクリアは可能。

最弱ジョブと言われているシーフ4人での制限プレイなどもチャレンジした人は多いはず。

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<魔法>

また、魔法はよくあるMP制ではなく回数制でした。

魔法にはそれぞれ1〜8までのレベルが設定されており、レベルが上がるとそれぞの魔法レベルの回数が増えて行くといった方式を採用していました。

また、各レベルの魔法は3種類しか覚えさせることができないため、何を覚えさせるかも悩みますね。

魔法もレベルアップで覚えるのではなく、お店から買うというのも驚きでした。

「ファイア」、「サンダー」、「ブリザド」など定番なものはもちろん、「ホーリー」や「フレア」などの魔法も初代から登場しています。

 

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<当時では斬新なアニメーション>

当時のゲームでは珍しく、剣を振るとき、魔法を唱えるときなど、味方が行動するときにはアニメーションが付いていました。

今では当たり前ですが、このアニメーションがあるこでより戦闘に臨場感が増し、ゲームにより没入感を持たせた要素だと思います。

画面に表示される情報はヒット数、ダメージポイントなどが最低限表示されるのみで、文字からではなく視覚的にバトルが楽しめるようになっていますね。

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いかがでしたでしょうか。

ジョブシステム、魔法の回数制など、初めてプレイする方には少し難しい部分もありますが、やっていけばいくほどのめり込んでいくこと間違いありません。

 

第3回目は、モンスターや武器、防具などをご紹介する予定です。