隠れた名作、天地創造をあなたは知っているか?

こんにちは!
今後ゲームの記事を皆に紹介することになったリヒターです!
30代の私が学生時代にハマったゲームをいっぱい紹介していきたいと思います。
 
では、早速ゲームの紹介をしていきます。
一番最初に紹介するゲームはこちら!

 < 天地創造 > 

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皆様はご存知でしょうか?
クインテットが開発し、エニックス(現スクウェア・エニックス)より発売されました。
クインテットはこの天地創造以外にも「ソウルブレイダー」、「ガイア幻想紀」も開発しています。この3作品はクインテット3部作と言われているもので、いずれも名作なんです!
 
主人公の顔が少し見えづらいですが、イメージイラストを描いている方は、
あの「ロトの紋章」の漫画を描いている藤原カムイさんなんです!
この絵がまたゲームにとってもマッチしているんです。
 
天地創造は1995年10月に発売されましたが、世間の認知度は低いのです。
何故か?
なんとこの時期は
ドラゴンクエストⅥ」、「クロノトリガー」が発売されており、この2作のほうが認知度が高く、天地創造は埋もれてしまっているんです。
 
埋もれてしまっているから面白くないのか、というと全くそうではありません!
とても考えられたシナリオ、バランスの良い難易度、操作しやすいアクション性が揃った隠れた名作なんです!
 
 

< どんなゲーム? >

この天地創造の主人公はアークといい、地球の裏にある村に住んでいるいたずら好きの青年です。
裏?とありますが、地球の裏側に世界があるんです。こんな感じです。

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では表はどうなっているかというと、とある事情で大陸が全て海に沈んでおり、生命はいません。
 
主人公が村の奥に封印されていた「ある生き物」を蘇らせたせいで、長老を除いた村人たちが全員氷付けになってしまいます。
長老より、村人達を助けるためには地裏の世界にある塔の封印を解くことであると教えてもらい、塔を目指すために村を出るところから物語が始まります。

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塔の入り口ですね。
塔の中には様々な敵がいます。その奥にある封印を解くことによって、村の人たちの氷が解けるだけでなく、地表に大陸を復活させることにもなるのです。

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そして地表の5大陸を復活させ、村人全員の氷を解いた後、長老より地表に生命を復活させる使命を受けるのです。
 
このゲームはアクションゲームとなり、主人公は槍を装備して
突く、連続で突く、ダッシュして槍ごと突っ込む、といったアクションを駆使し、敵を倒していきます。
操作がとてもシンプルで、サクサクゲームを進めることができるんです。
ただ、あまりにサクサク進めると、急に敵が強くなったりするので、そこはお気をつけください。
私はシルバイン城が一番の難関でした・・・

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こいつです。ブラッディメアリー様。
さくさくいくとここで止められます。
でもレベルを上げたらしっかり倒せます!
 

< 音楽も素敵! >

私はゲームをするときに大事にしているのが、音楽なんです。
印象的な音楽があると、ずっとそのゲームが記憶に残るんですね。
天地創造はゲームの面白さもさることながら、音楽もとても素敵なんです!
私の中で特に印象的な音楽がこちらです。
地裏の世界のフィールドBGMですが、どこか悲壮感が漂う音楽と情景が本当にマッチしています!
他にも素敵な音楽がたくさんあるんです。
ああ、聴いてほしい!というかやってほしい!
 

< 今はどうやってできるの? >

このゲーム、色々調べたのですがリメイクされていないんです・・・
制作会社のクインテットさんが今はもうないため、恐らく今後もリメイクはないと思われます。
でもね、このゲームに関してはスーパーファミコンを出してでもやってみてほしい作品です!
 

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地表に出た主人公は、植物を助け、動物を助け、人類を復活させていきます。
主人公はタイトル通り、天地を創造していくのです。
 
何故生き物は滅びてしまったのか?
何故地裏に村があるのか?
主人公は一体何者なのか?
 
ゲームを進めていくことで明らかになる残酷な真実。逃れられない運命。
そして最後の役目を全うした主人公に待っているエンディング。
子供の頃はわかりませんでしたが、大人になった今、恐らく私は泣きます。
 
少しでも興味を持った方は、スーパーファミコンを引っ張り出して、是非やってみてください。