アクションホラーの金字塔~バイオハザード~

どうも、量産型佐藤です。

 

今回ご紹介するのは!

 

PSソフト「バイオハザード

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あらゆるアクションホラーの原点となったご先祖様、

ホラーゲームというジャンルを確立させた大ヒット作です。

 

今さら?いやいや、今だからこそ原点に回帰するのもいいかと思い、

今回の紹介に挙げてみました。

 

ストーリーはざっくりというと

「謎の洋館とそこに現れた元人間や生体兵器からの脱出劇」です。

 

この作品を通して、それまではマイナーな存在だったゾンビが一躍有名有名になりました。

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このゲームがホラーゲームとして凄いポイントが、個人的には3点あって、

 

一つ目は

「あらゆる工夫を凝らした演出」だと思ってます。

 

ゾンビがウィルスに感染してゾンビ化した元人間というバックボーンもあって、

洋館の至るとこには手記や研究資料が転がっているのですが、

 

そうしたものの中には徐々にウィルスに侵食されて行く経過が掛かれたものもあり、

特に何が起こっているのかもわかっていない序盤はプレイヤーもびくびくしながら

進んでいるのでこうした演出でよりゲームへの没入感が上がっていきます。

※かゆ…うま…、等

 

そして二つ目は

「弾数とも所持品制限」です。

このゲーム、攻撃手段は銃による射撃が基本なのですが、

所持できる弾と武器に制限があり、無限にわき続けるゾンビを相手に

常に残弾を意識し続けなければならないのです。

 

無作為に使いすぎるとボス戦のような逃走不可の敵との遭遇時に

残弾0の状態で挑む羽目になったりしてしまいます。

なので、交戦は最終手段で、基本的には弾の節約をしていくことになるのです。

しかし、ここで最期のポイントが活きてきます。

 

その最期、三つ目のポイントが

「操作性の悪さ」です。

 

このゲームとにかく操作性が独特で慣れるのに時間がかかるんです。

十字キーの↑で前進、転進は↔キーなのですが、この転進がただやると結構時間がかかるのでもたつくんです。

ゾンビも他の生体兵器も至るところにいる上に、時には突然現れることもあるんですが、かなり突然なためプレイヤーがパニックになって操作ミスをしてゲームオーバー…

なんてもこともザラにあって、いろんなところでトラウマを植え付けられます。

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上のシーンは序盤でのゾンビ犬との初めての交戦シーンなんですが、

無音の廊下を走り抜けようとしたらいきなり窓ガラスを突き破って突入してきます。

私含め多くの初見プレイヤーを縮み上がらせた有名シーンです(笑)

 

しかもこのゾンビ犬、それまでののろのろとしたゾンビと違い、

犬らしい機敏な動きで向かってくる難敵です。

登場でパニックになり、操作ミスを起こしまくってここで死亡したプレイヤーも

続出したとか…

 

魅力を紹介していくと数限りない本作ですが、

最近多い、「リアルなグラフィックによる恐怖」に

頼れなかった昔だからこそ、あらゆる手段で恐怖を演出している本作には

改めて学ぶことも多いと感じます。

 

実際、大人になった今でもこの先が分かっているはずなのに

怖いことも多く、伝説の名作の力強さを思い知る作品です。