クソゲー?伝説の高難度ゲーム「たけしの挑戦状」

こんにちは。
もんちゃっくです。
 
今回紹介するゲームはこちらです。
 

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このゲームは、なんと、ビートたけしさん監修の作品。
1986年12月10日にタイトー(現・スクウェア・エニックス)から、ファミコン向けソフトとして発売されたアクションアドベンチャーゲームです。
うだつの上がらない平凡なサラリーマンが、つまらない生活から抜け出し宝探しに出かけるというストーリー。
このゲームの特徴はなんといっても、
「 今までのゲームと同じレベルで考えるとクリアー出来ない 」
とパッケージに描かれているほど、難易度が高いところにあります。
 

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クリアには離婚をすることが必要。常識で考えていてはクリアできない。

 

<ストーリー>

そのサラリーマンは、いたって普通のサラリーマンだった。
給料は並で、家族は妻と子の三人暮らし、趣味はパチンコと酒。
そんな平凡な毎日の生活が、彼のすべてだった。
こんな彼の未来に、あのような出来事が待ちかまえていようとは、誰が想像しただろう。
ああ、これ以上はもう言えない。
この物語は、ふとしたはずみで、非日常的な世界に引き込まれてしまった男の喜劇である。
ー取扱説明書より

 

<独特な世界観>

ゲームは、サラリーマンの主人公が社長室にいるところからスタートします。
ちなみに、何をしてよいのかヒントはまったくありません。

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額の中の愛人が気になる・・・

 
町を歩くと、やくざが襲いかかってきます。なぜか、警察官や子供にも殴られます。

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やくざ対やくざ。アウトレイジを上映しているのだろうか。

 

<攻略方法が難しい>

その①・・・宝の地図を出す
ゲーム中に宝の地図がいくつか存在しますが、本物はひとつだけ。
本物の宝の地図を出すには、ふたつの方法があります。
 
まず、ある老人から「白い紙」をもらいます。
(そもそも、この紙をもらうのが難しいのですが 笑)
紙をもらったら選択肢が現れます。
 

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ミニゲームクリアで地図を手に入れることができる。

 

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いきなり、選択に迫られる。間違えると、ミニゲームからやり直し。

 
ここは、 「みずにつける」または「にっこうにさらす」が正解。
「みずにつける」場合は、選択後5分経過したあと、IIコントローラーのマイクに向かって何か叫ぶことで地図が浮かび上がります。10分経つと、紙が溶けてしまうので要注意です。
「にっこうにさらす」場合は、そのまま1時間待つと地図が出てきます。
 
どっちの場合も、途中でボタンを押したり、マイクに音が入ってはいけないのですが、ゲーム中に攻略のヒントが出てきません!!笑
ヒントがあるとすれば、当時放送されていたTVCMで、ビートたけしさんが地図に向かって「出ろ!」と叫んでいるところです。
 
23秒付近で叫んでます。
 
ちなみに、地図を手に入れたあと、地図をくれた老人を倒さないとクリアできません 笑
 
その②・・・難しすぎるハンググライダー
ゲームの途中で、ある島にハンググライダーで向かうアクションがありますが、これがとにかく難しい!
このハンググライダー、コントローラーで下降はできても上昇ができません。上昇するには、たまに来る「風」にのるしかありません。クリアのポイントは、「絶対に下降しないこと」です。
左右の移動と、連射ができない攻撃を用いて、どの敵を倒すのか。どのタイミングで、どの風に乗るのか。
ゲームオーバーとリセットを繰り返して、究極の総当たりが始まります!!笑
 
 
当時の子供たちを悩ませた究極の謎解きゲーム、「たけしの挑戦状」。
実は、スマホアプリとして登場しています。
まずは、攻略方法を見ないでチャレンジしてみましょう。